エンジョイエコカードは地下鉄・ニュートラム・バスが全線乗り放題になる大阪メトロ・大阪シティバスの1日乗車券
項目 | エンジョイエコカードの説明 |
---|---|
発売価格 | 大人820円(土日祝620円) 小児310円 |
発売期間 | 通年 |
有効期間 | 1日 |
内容 | 地下鉄・ニュートラム・バスが全線乗り放題 |
特徴 | ・大阪メトロ・大阪シティバス(旧大阪市交通局)の1日乗車券。 ・大阪市の地下鉄は全8路線で、初乗り運賃は190円(小児100円)。 ・地下鉄と相互直通運転をしている阪急、北大阪急行、近鉄などの私鉄では利用できない。有効区間外に乗り越した場合は、下車駅で乗り越し清算する。 ・ニュートラムは南港の新交通システムの路線(南港ポートタウン線)の愛称。コスモスクエア駅で地下鉄中央線と、住之江公園駅で地下鉄四つ橋線と接続。ニュートラムの料金体系は地下鉄と同じ。 ・大阪シティバス(旧大阪市営バス)は均一料金で大人210円、小児110円。ただし、イケア鶴浜行きバスとUSJ行きバスはエンジョイエコカードの対象外。 ・乗車当日に限り大阪市内の約30か所の観光スポットなどが割引(小幅)になる。大阪メトロ1日乗車券割引優待施設一覧を参照。 ・年末年始・お盆に休日ダイヤで列車が運行される場合でも、土日祝に該当しなければ800円。ただし2019/12/28-2020/1/3は土日祝料金600円が適用された。 ・概ね平日なら4乗車、土日祝なら3乗車で元が取れる。おすすめ。 ・2019/4/1から消費税率引き上げに伴い、地下鉄・バスも運賃改定になったが、大阪メトロと大阪シティバスの初乗り運賃と1日乗車券(エンジョイエコカード)価格は据え置かれた。その後2023/4/1からの鉄道駅バリアフリー料金加算時に、エンジョイエコカードも20円値上げされた。 ・2024/6/17から大阪メトロと大阪シティバスは、エンジョイエコカードのデジタル版(スマホチケット)の発売を開始した。e METROアプリをダウンロードして「チケット購入」画面の、「鉄道・バス」タブの画面から購入する。要会員登録。利用時は「MYチケ」画面経由でQRコードをスマホ画面に表示する。当日使用の磁気乗車券と違って事前購入(30日前まで)が可能。カードではないので、正式名称はOsaka Metro・大阪シティバス1日乗車券と長い。 |
中央線新型車両400系登場記念1日乗車券セット | ・2023年6月25日の中央線新型車両400系のデビューを記念した1日乗車券セット。機能面からみれば割高。 ・セット内容:オリジナルデザイン1日乗車券×4+特製記念台紙+特製クリアファイル ・発売価格:3500円(大人のみ)。限定3000セット。 ・発売期間:2023/6/25-2024/1/31。 ・有効期間:2023/6/25-2024/10/31。 ・販売場所:Osaka Metro 公式オンラインショップ「Osaka Metro ショップ」 |
御堂筋線開業90周年記念1日乗車券セット | ・2023年5月20日に御堂筋線開業90周年を迎えることを記念した1日乗車券セット。機能面からみれば割高。 ・セット内容:オリジナルデザイン1日乗車券×4+特製記念台紙+特製クリアファイル ・発売価格:3500円(大人のみ)。限定3000セット。 ・発売期間:2023/5/20-12/31。 ・有効期間:2023/5/20-2024/9/30。 ・販売場所:Osaka Metro 公式オンラインショップ「Osaka Metro ショップ」 |
2023/4/1の発売価格値上げ | ・2023/4/1から大阪メトロは、駅のバリアフリー料金制度を用いた料金上乗せ(値上げ)を実施し、普通運賃に一律で10円を上乗した。初乗り運賃は180円から190円(小児90円→100円)になった。大阪シティバスの均一料金は変わらず。 ・エンジョイエコカードの値上げはこの運賃改定を反映したもの。大人800円から820円(小児300円から310円)となったが、この20円(10円)が鉄道駅バリアフリー料金。 |
おでかけKID’S PASS(参考パス) | ・おでかけKID’S PASSは、大阪市内に在住・在学の小学生を対象とした無料乗車証。機能がエンジョイエコカード小児用と同一の期間パス。 ・引換期間:2022/7/13-2023/1/9。 ・利用期間:2022/7/20-2023/1/9。 ・大阪メトロが小学校を通じて「おでかけKID’S PASS」引換券付ご利用ガイドブックを配付、保護者が駅でパスと引きかえる。小学生1人につき1枚。 ・子供だけで利用はできなくて保護者の同伴が必要。もちろん保護者の乗車券は別途必要。 |
10系引退記念1日乗車券セット(記念乗車券) | ・2022年7月に引退する10系車両を取り上げたマニア向けの1日乗車券セット。 ・セット内容:券面に10系車両がデザインされた1日乗車券4枚入り(シリアルナンバー入り記念台紙付き)。 ・発売価格:3000円(大人のみ)。 ・有効期間:2022/7/24-2023/7/31(約1年)。 ・有効区間:エンジョイエコカードと同じ。発売価格はエンジョイエコカード平日用2枚分+土日祝用2枚分の合計額と同じになっている。 ・販売場所:2022/7/24に堺筋線北浜駅で特別販売会、その後7/29-12/31にOsaka Metro 公式オンラインショップで発売。購入するには北浜駅までの交通費か、ネット購入の場合の送料かどちらかが必要となる。 |
派生チケット | ・2022/4/29-5/6ゴールデンウィーク3dayチケット(2022年度)発売 ・2021/4/21大阪あおぞらきっぷ発売開始 ・2020/3/15-11/30 1970年大阪万博50周年記念乗車券(入園券付き1日乗車券)発売 ・2019/11/23-30大阪マラソン2day pass 発売 ・2019/9/7-10/31 1日乗車券シニア(70歳以上対象)発売 ・2019/4/20-5/4ゴールデンウィーク3dayチケット(2019年度)発売 |
大阪市地下鉄について | ・地下鉄は以下の8路線が営業している。大阪市内を南北に縦断する路線が多く、明確に東西に横断しているのは中央線と千日前線のみ。また環状線はない。 ・御堂筋線(江坂駅~中百舌鳥駅):大阪メトロの基幹路線。梅田・心斎橋・難波・天王寺の大阪都心繁華街を結んでいる。また新大阪駅で東海道新幹線に接続する。運行本数も格段に多いので、大阪市内の移動は御堂筋線の利用を軸に考えたほうがよい。 ・谷町線(大日駅~八尾南駅) ・四つ橋線(西梅田駅~住之江公園駅) ・中央線(コスモスクエア駅~長田駅) ・千日前線(野田阪神駅~南巽駅) ・堺筋線(天神橋筋六丁目駅~ 天下茶屋駅) ・長堀鶴見緑地線(大正駅~門真南駅) ・今里筋線(井高野駅~今里駅) |
参考チケット:回数カード | ・回数カードは、大阪メトロ・大阪シティバスの全路線で使用できるプリペイドカード。ただし、イケア鶴浜行きバスとUSJ行きバスは回数カードの対象外。 ・大人用3000円券(利用額3300円)と小児用1500円券(利用額1650円)がある。 ・乗継割引があり、同日中に市バスと地下鉄(ニュートラム)を乗り継いだ場合、後で乗車した方は大人100円引き・小児50円引きとなる。 ・カードの有効期限はないが、払い戻しもない。残高が減少したときは、新しい回数カードと2枚重ねで改札機を通す。エンジョイエコカードを使用するまでもない日には使用価値がある。 ・地下鉄券売機・バス車内などで販売している |
大阪メトロと大阪シティバスについて | ・2018年3月31日大阪市交通局は営業を終了した。2018年4月1日から地下鉄事業は大阪市高速電気軌道が、バス事業は大阪シティバスが引き継いでいる(大阪市交通局民営化)。大阪市高速電気軌道の愛称がOsaka Metoro(大阪メトロ)。 |
発売場所 | 大阪メトロ各駅、大阪シティバス車内等 |
公式サイト | 大阪メトロ |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
大阪メトロ路線図 (出所:大阪メトロ)
[スポンサード リンク]
無料・割引優待 |
・国際博物館の日(5/18) ・ひょうごプレミアム芸術デー(7/12) ・敬老の日・老人の日(9/15) ・KOBE観光の日(10/3) ・関西文化の日(11/第3土日) ・関西ぐるっとパス ・子どもファーストデイ ・京都きものパスポート ・伝統産業の日(春分の日) ・遊園地・テーマパーク ・動物園・水族館 ・庭園・植物園・展望スポット ・博物館・科学館・美術館 |
チケットの料金・メリット・類似乗車券との比較・留意点・注意事項などの解説および沿線観光スポット情報