阪急阪神1dayパスは阪急全線・阪神全線・神戸高速全線(西代、湊川を含む)が乗り降り自由になる1日乗車券
項目 | 阪急阪神1dayパスの説明 |
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発売価格 | 大人1600円 |
発売期間 | 2024/4/1-2025/3/31 |
有効期間 | 2024/4/1-2025/3/31の1日 |
内容 | 阪急全線・阪神全線・神戸高速全線(西代、湊川を含む)が乗り降り自由 |
特徴 | ・阪急阪神1dayパスは、阪急阪神ホールディングスの子会社である阪急電鉄・阪神電鉄・神戸高速共通の1日乗車券。 ・大阪・神戸・京都の広いエリアが1日乗り降り自由で、使い出がある。ただし阪急神戸線と阪神本線の経路は概ね重複している。阪急と阪神は、大阪梅田、神戸三宮、新開地の3駅で連絡している。 ・観光のみならずビジネスで神戸・京都間を回らなくてはならないときにも便利。お勧めチケットの一つ。 ・阪急全線のみ、あるいは阪神全線のみの通年の1日乗車券はない。 ・阪急の初乗り運賃は170円。 ・阪神の初乗り運賃は160円。 ・神戸高速の初乗り運賃は130円。 ・ちなみに東端の阪急京都河原町駅から西端の神戸高速西代駅までの料金は片道790円。往復すれば1580円かかる。また、南端の大阪難波駅から神戸高速西代駅までの料金は片道570円、往復1140円。 ・2023/4/1に阪急電鉄と阪神電車は運賃の一律10円引き上げを行ったが、阪急阪神1dayパスの料金は据え置いた。 ・2024年度版(2024/4/1-2025/3/31)から大人300円の大幅値上げ(1300円→1600円)、小児版廃止となった。 |
2023年度の運賃引き上げ | ・ 2023/4/1、阪急電鉄と阪神電車は鉄道駅バリアフリー料金制度を用いた料金上乗せ(値上げ)を実施し、普通運賃に一律で10円が上乗せされた。 ・阪急の初乗り運賃は160円から170円に、阪神の初乗り運賃は150円から160円になった。阪急京都河原町駅から西端の神戸高速西代駅までの料金は片道780円から790円に、南端の大阪難波駅から神戸高速西代駅までの料金は片道560円から570円になった。 ・阪急阪神1dayパスの価格は大人1300円小児650円で変わらず。 |
類似チケット:「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券 | ・2023/8/17-11/13発売・有効 ・阪急全線(神戸高速線を除く)が乗り放題のオリジナルデザイン乗車券をデジタルスタンプラリー期間に合わせて発売。人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボ企画の一つ。 ・価格:大人1300円 小児650円 ・阪急沿線をめぐって「ちいかわ×阪急電車」のデジタルスタンプを集めて景品がもらえるラリーに参加するのに便利な乗車券。この乗車券がなくてもスマホがあればデジタルスタンプラリーへの参加は可能。 |
類似チケット:miffy and Hankyu 阪急全線1日乗車券 | ・2022/8/10-11/6発売・8/10-2023/1/31有効 ・阪急全線(神戸高速線を除く)が乗り放題のオリジナルデザイン乗車券をスタンプラリー期間に合わせて発売。「ミッフィー」とのコラボ企画の一つ。 ・価格:大人1300円 小児650円 ・乗車券の台紙にはスタンプラリーの「Wチャンス賞応募券」付き。 |
類似チケット:阪急全線1日乗車券② | ・2021/7/28-10/13に開催する「第1弾コウペンちゃん×阪急電車スタンプラリー」に合わせて、阪急全線(神戸高速線を除く)の1日乗車券を発売。 ・コウペンちゃんをあしらったオリジナルデザインカード乗車券だが、利用路線が阪急のみに制約されているにもかかわらず、発売価格は大人1300円小児650円と阪急阪神1dayパスと同一なので、実用的なメリットは全くない。スタンプラリーに参加すると、参加賞としてメモがもらえる。 |
類似チケット:阪急全線1日乗車券付きリアル謎解きゲーム | ・2021/7/14-12/19に開催する阪急沿線周遊型リアル謎解きゲーム「暗号仕掛けの乗⾞券」の販売キット(2300円)に、阪急全線(神戸高速線を除く)のオリジナル1日乗車券が付いている。 |
類似チケット:阪急全線1日乗車券① | ・2020/9/17-11/11に開催する「すみっコぐらし×阪急電車スタンプラリー」に合わせて、阪急全線(神戸高速線を除く)の1日乗車券を発売。11/12-2021/1/29第2弾「すみっコぐらし探し回遊ラリー
in KYOTO」を開催。 ・阪急電車の屋根にすみっコたちが乗ったオリジナルデザインカード乗車券だが、利用路線が阪急のみに制約されているにもかかわらず、発売価格は大人1300円小児650円と阪急阪神1dayパスと同一なので、実用的なメリットは全くない。 ・阪急主要駅ごあんないカウンターと阪急京都観光案内所・河原町で発売。 |
阪急線について | ・神戸線・宝塚線・京都線の3グループ路線網を持ち、京阪神を結んでいる。特に京都市最大の繁華街・河原町、大阪市最大の繁華街・梅田、神戸市最大の繁華街・三宮を結んでいることは経営上のメリットが大きい。 ・神戸線は、 神戸本線(梅田駅~十三駅~塚口駅~西宮北口駅~夙川駅~神戸三宮駅)、神戸高速線(神戸三宮駅~新開地駅)、 伊丹線(塚口駅~伊丹駅)、 今津線(宝塚駅~西宮北口駅~今津駅)、 甲陽線(夙川駅~甲陽園駅)からなる。神戸本線と神戸高速線は一体運用されている。伊丹線と甲陽線は、東西を横断する神戸本線から北に向かう支線で、各支線内で折り返し運転を行っている。今津線は、神戸本線によって南北に分断されていて、南北それぞれで折り返し運転を行っているが、北側(宝塚側)については一部の列車は神戸本線に乗り入れて梅田との直通運転を行っている。 ・宝塚線は、 宝塚本線(梅田駅~十三駅~石橋阪大前駅~宝塚駅)と箕面線(石橋阪大前駅~箕面駅)からなる。宝塚駅と梅田駅を結ぶルートは、宝塚本線経由と今津線-神戸本線経由の2ルートある。 ・京都線は 京都本線(梅田駅~十三駅~桂駅~河原町駅)、嵐山線(桂駅~嵐山駅)、千里線(天神橋筋六丁目駅~淡路駅~北千里駅)からなる。千里線は天神橋筋六丁目駅で大阪メトロ堺筋線と相互乗り入れを行っている。また京都本線から淡路駅経由で堺筋線に乗り入れる電車もある。京都線は、京都市西側の嵐山方面(嵐山観光地図)、中心部繁華街の河原町の双方に乗り入れているが、JR京都駅の付近は通らない。 |
阪神線について | ・阪急と異なり阪神間の輸送に特化していたが、2009年の阪神なんば線開業により、阪神間と大阪南部を梅田を経由せずに直接結ぶことになった。 ・阪神本線(梅田駅~尼崎駅~元町駅)と神戸高速線(元町駅~高速神戸駅 -~西代駅)は一体運用されている。 ・阪神なんば線(尼崎駅~大阪難波駅)では神戸三宮駅と大阪難波駅の直通列車もある。また近鉄と相互乗り入れを行っていて、神戸三宮駅~阪神尼崎駅~大阪難波駅~近鉄奈良駅の直通列車も走っている。 ・武庫川線(武庫川駅~武庫川団地前駅)は阪神本線の支線。 |
神戸高速について | ・神戸高速は、鉄道施設保有会社で、東西線(阪急三宮駅・阪神三宮駅と山陽西代駅の間の線路)および南北線(新開地駅と湊川駅の間の線路)を保有し、前者は阪急と阪神、後者は神戸電鉄に貸し付けている。名称は神戸高速鉄道でも、走っている車両は、阪神・阪急・神鉄・山陽電鉄の列車なので地元の人間以外にはわかりにくい。 |
2020年度版の値上げ | ・2007/4/1発売開始。当初価格は大人1200円小児600円だった。2019/10/1の消費税引上げに伴う運賃引上げによって、半年遅れて2020年度版から大人1300円小児650円となった。 ・2019年度版の大人1200円小児600円から、大人100円小児50円値上げ。 |
発売場所 | 阪急、阪神、神戸高速の主要駅ほか。阪急ツーリストセンター大阪・梅田、阪急京都観光案内所(河原町、烏丸)など。 類似チケットの阪急阪急全線1日乗車券については、阪神・神戸高速の駅では扱わない。 |
公式サイト | 阪急電鉄 阪神電車 |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
阪急阪神1dayパス路線図 (出所:阪神電車)
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