阪急阪神ニューイヤーチケットは阪急全線・阪神全線・神戸高速全線(西代、湊川を含む)が乗り降り自由になる初詣用1日乗車券
項目 | 阪急阪神ニューイヤーチケットの説明 |
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発売価格 | 大人1000円 小児500円 (能勢版は大人1300円・小児650円) |
発売期間 | 2023/12/29-2024/1/11 各ごあんないカウンターで12/20から先行発売 |
有効期間 | 2024/1/1-11 |
内容 | 阪急全線・阪神全線・神戸高速全線(西代、湊川を含む)が乗り降り自由(基本版)。能勢版はプラス能勢電車全線(ケーブル・リフト除く)乗り降り自由。 社寺祈念品授与券付き |
特徴 | ・阪急阪神ホールディングスの子会社である阪急電鉄・阪神電鉄・神戸電鉄共通の初詣用1日乗車券。能勢版は、さらに能勢電車が乗り降り自由になる。 ・阪急阪神1dayパスと機能は同じで価格は300円安い。さらにチケットに社寺祈念品授与券がついていて、4ヵ所の社寺で祈念品が受け取れる。 ・4ヵ所は、京都三社(八坂神社・平安神宮・北野天満宮)のうち1ヵ所、神戸三社(生田神社、湊川神社、長田神社)のうち1ヵ所、三福(中山寺、清荒神、門戸厄神)のうち1ヵ所、および西宮神社。 ・前3ヵ所は1/1-7の間、1/9-11に十日戎のある西宮神社については1/1-11まで祈念品の授与を受けられる。したがって、西宮神社の十日戎に合わせて、各神社を回ることもできる。 ・祈念品授与券の対象社寺が、乗車券の有効駅から徒歩圏にあるとは限らない。京都三社では八坂神社(阪急京都河原町駅徒歩8分)のみ、神戸三社では生田神社(阪急・阪神神戸三宮駅徒歩10分)・湊川神社(高速神戸駅すぐ)・長田神社(高速長田駅徒歩8分)、三福では中山寺(中山観音駅すぐ)と門戸厄神(阪急門戸厄神駅徒歩10分)、および西宮神社(阪神西宮駅徒歩5分)が徒歩圏内。 ・もちろん初詣に無関係に割安な阪急阪神1dayパスとして利用してもいい。大阪・神戸・京都の広いエリアが1日乗り降り自由で、使い出がある。ただし阪急神戸線と阪神本線の経路は概ね重複している。 ・阪急の初乗り運賃は170円(2023/4/1に160円から10円値上げ)。 ・阪神の初乗り運賃は160円(2023/4/1に150円から10円値上げ)。 ・神戸高速の初乗り運賃は130円。 ・ちなみに東端の阪急河原町駅から西端の神戸高速西代駅までの料金は片道790円。往復すれば1580円かかる。また、南端の大阪難波駅から神戸高速西代駅までの料金は片道570円、往復1140円。 ・このニューイヤーチケットと下記ぐるっと初詣パスの価格は消費税引き上げ前の2019年版と同じ(据え置き)。 ・2019年までは、例年1/1については12/31の18:00から有効だった。しかし2020年以降、大晦日~元旦は、阪急・阪神・神戸高速・能勢電鉄とも終夜運転を行わないため、カレンダーどおり1/1の始発から有効。 |
近年の経緯 | ・2020年度まで前3ヵ所は1/1-7の間、1/9-11に十日戎のある西宮神社については1/1-11まで祈念品の授与を受けられることになっていた。2021年度版および2022年度版は、新型コロナ感染拡大防止のため、1/31まで引換え可能になった(乗車券の有効期間は1/11までである点に注意)。 ・新型コロナ感染前は、例年1/1については12/31の18:00から有効だったが、2020年と2021年と2022年の大晦日~元旦は、阪急・阪神・神戸高速・能勢電鉄とも終夜運転を行わないため、2020年度からカレンダーどおり1/1の始発から有効となった。 |
ぐるっと初詣パス(関連チケット) | ・ぐるっと初詣パスは、阪急阪神ニューイヤーチケットの三福まいり(中山寺・清荒神・門戸厄神)関連部分を取り出した、特定エリア1日乗車券。 ・2023/12/29-2024/1/7発売(ごあんないカウンターで12/20から先行発売)、2024/1/1-7有効(新型コロナ以前は1/1については12/31の18:00から有効だったが、2023/12/31は終夜運転を行わないためカレンダーどおり1/1の始発から有効)。 ・発売価格は大人500円、小児250円で阪急阪神ニューイヤーチケットの半額。 ・有効区間は、十三~宝塚~西宮北口~十三を結ぶ阪急環状線および箕面線、伊丹線、梅田~十三間、十三~淡路間、西宮北口~夙川間、西宮北口~今津間。梅田駅と西宮北口駅もカバーしているので初詣の帰りにショッピングに行くこともできる。 ・社寺祈念品授与券付き。 |
阪急線について | ・神戸線・宝塚線・京都線の3グループを持ち、京阪神を結んでいる。特に京都市最大の繁華街・河原町、大阪市最大の繁華街・梅田、神戸市最大の繁華街・三宮を結んでいることは経営上のメリットが大きい。 ・神戸線は、 神戸本線(梅田駅~神戸三宮駅)、神戸高速線(神戸三宮駅~新開地駅)、 伊丹線(塚口駅~伊丹駅)、 今津線(宝塚駅~西宮北口駅~今津駅)、 甲陽線(夙川駅~甲陽園駅)からなる。神戸本線と神戸高速線は一体運用されている。 ・宝塚線は、 宝塚本線(梅田駅~宝塚駅)と箕面線(石橋駅~箕面駅)からなる。 ・京都線は 京都本線(梅田駅~十三駅~河原町駅)、千里線(天神橋筋六丁目駅~淡路駅~北千里駅)、 嵐山線(桂駅~嵐山駅)からなる。千里線は天神橋筋六丁目駅で大阪市営地下鉄堺筋線と相互乗り入れを行っている。また京都本線から淡路駅経由で堺筋線に乗り入れる電車もある。 |
阪神線について | ・阪急と異なり阪神間の輸送に特化していたが、2009年の阪神なんば線開業により、阪神と大阪南部を結ぶことになった。 ・阪神本線(梅田駅~尼崎駅~元町駅)と神戸高速線(元町駅~高速神戸駅 -~西代駅)は一体運用されている。 ・阪神なんば線(尼崎駅~大阪難波駅)では神戸三宮駅と大阪難波駅の直通列車もある。また近鉄と相互乗り入れを行っていて、神戸三宮駅~近鉄奈良駅の直通列車も走っている。 ・武庫川線(武庫川駅~武庫川団地前駅)は阪神本線の支線。 |
神戸高速について | ・神戸高速は、鉄道施設保有会社で、東西線(阪急三宮駅・阪神三宮駅と山陽西代駅の間の線路)および南北線(新開地駅と湊川駅の間の線路)を保有し、前者は阪急と阪神、後者は神戸電鉄に貸し付けている。名称は神戸高速鉄道でも、走っている車両は、阪神・阪急・神鉄・山陽電鉄の列車なので地元の人間以外にはわかりにくい。 |
発売場所 | 阪急各駅(除く天神橋筋六丁目)、阪急主要駅ごあんないカウンター、阪神各駅、神戸高速各駅(除く西代、湊川)ほか 能勢版は、能勢電鉄川西能勢口駅・山下駅 |
公式サイト | 阪急電鉄 阪神電車 神戸電鉄 能勢電鉄 |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
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