W・LOOP(ダブル・ループ)1日共通乗車券は神戸市都心部の巡回バス・シティループと連節バス・ポートループが乗り放題になるお得な切符
項目 | W・LOOP(ダブル・ループ)1日乗車券の解説 |
---|---|
発売価格 | 大人1000円 小人500円 |
発売期間 | 通年 ※2022/4/1からKobe 1-day loop bus ticketにリニューアル |
有効期間 | 1日 |
内容 | 神戸市都心部を周遊する巡回バス・シティループと連節バス・ポートループが乗り放題 |
特徴 | ・W・LOOP(ダブル・ループ)1日共通乗車券は、シティループとポートループが1日乗り降り自由になる乗車券。この乗車券があれば、神戸市都心部の観光スポットはすべて周遊でき、地下鉄を利用する必要はなくなる。 ・神戸市都心部巡回バスのシティループの1日乗車券は大人680円、子供340円。 ・神戸市ウォーターフロント巡回バスのポートループの1日乗車券は大人500円、子供用の設定なし。 ・したがって別々に購入するよりも大人は180円(680+500-1000=180)、子供は340円(340+500-500=340)お得になる。 ・なお、ポートループはエコファミリー制度(下記項目参照)の対象であることは覚えておいたほうがいい。土日祝等は大人1人につき小学生以下2人まで無料になる。一方シティループは対象外。 ・また、土日祝以外でも神戸市バスは小学生以上が同伴する幼児については、同伴者1人につき2人まで無料。 ・2021年8月10日発売開始。2022年3月31日終了。シティーループが神戸交通振興株式会社から神姫バスへ移管されたことに伴い、W・LOOP1日共通乗車券はKobe 1-day loop bus ticketにリニューアルした。同時に2日共通乗車券のKobe 2-day loop bus ticketを新たに販売開始した。 |
シティー・ループについて | ・シティー・ループは神戸市都心部の巡廻路線バス。車両はクラシックな形状で、濃緑色の車体。 ・新神戸駅~三宮駅~元町~メリケンパーク~ハーバーランド~南京町~旧居留地~北野~新神戸駅を8の字型に巡回(下記参照)している、1周約63分。 ・運行は9:00~18:00頃。運行間隔は、約6~15分間隔。 |
シティー・ループの循環運行ルート | 三宮センター街東口→ 地下鉄三宮駅前(北行)→北野工房のまち→北野坂→北野異人館→布引ハーブ園/ロープウェイ→新神戸駅→地下鉄三宮駅前(南行)→(三宮バスターミナル)→神戸市役所前→元町商店街→メリケンパーク→中突堤(ポートタワー前)→ハーバーランド(umie)→みなと元町駅前→南京町(中華街)→旧居留地(神戸市立博物館)→三宮センター街東口 |
ポートループについて | ・ポートループ(Port Loop)は、三宮(神戸市都心部)とウォーターフロント(神戸港新港地区~ハーバーランド)を結ぶ循環バス路線。バス車両として乗車定員の多い連節バスを使用する。主たる目的は交通アクセスの悪い新港地区(再開発中)への足の確保。 ・連節バスは、普通のバス車両の後部に蛇腹でもう1つ車体(運転席と前輪部分がない)を連結したもの。全長約18m、収容人数は112人で、大型バスの約1.5倍の輸送力がある。 ・ポートループの運賃は大人210円、小人110円で、神戸市バス普通区均一料金と同じ(神戸市バスの1日乗車券はない)。ポートループの運行は神姫バスに委託されているが、神戸市バス普通区IC定期券で追加料金なくポートループに乗車できる。1日乗車券は、神姫バス三宮バスターミナルで販売するほか、神姫バスの乗車券アプリPassRu(パスルー)で購入・使用することもできる。 ・2021/3/20-21プレ運行を実施した後で、2021/4/1から運行を開始した。 |
ポートループで巡るスポット(最寄バス停) | ・三宮駅前停留所以外のバス停そばの観光・レジャー施設は、デザインクリエイティブセンター神戸・神戸税関(KIITO前)、神戸みなと温泉蓮(新港町)、神戸ポートタワー・メリケンパーク・神戸海洋博物館カワサキワールド(ポートタワー前)、umie・神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール・モザイク大観覧車(ハーバーランド)など。 ・再開発中の神戸港新港西突堤地区に、2021年秋、神戸ポートミュージアムが開業する。神戸ポートミュージアムは、アクアリウムのアトアを中心とした複合文化施設で新港西突堤地区開発の目玉。水族館以外にクラシックカーミュージアムとフードホールをもつ。最寄バス停は新港町。神戸ポートミュージアムがオープンすると観光客によるポートループの利用も進むと考えられる。 |
参考1日乗車券 | ・神戸市バス・地下鉄共通1日乗車券:大人1040円。 ・神戸市地下鉄1日乗車券:大人830円。 ・シティー・ループ1日乗車券:大人680円、子供340円。 ・ポートループ1日乗車券:500円(小児用なし)。 ・スカイバス神戸×シティー・ループ1デイチケット:大人2300円、子供1150円。 ・コベリン1日利用(神戸市レンタサイクル):800円。 |
参考チケット:市バス・地下鉄共通NEW Uラインカード | ・NEW Uラインカードは、神戸市バス・神戸市営地下鉄の全路線で使用できるプリペイドカード。 ・大人用は1000円券(利用額1000円)と3000円券(利用額3200円)の2種類あり、小児用は1000円券(利用額1000円)がある。 ・乗継割引があり、同日中に市バスと地下鉄を乗り継いだ場合、大人20円引き・小児10円引きとなる。神戸市バス・地下鉄共通1日乗車券を使うほどには公共交通の利用予定がない場合には一考に値する。 ・カードの有効期限はないが、払い戻しもない。 ・地下鉄券売機などで販売している。 ・ほかに市バス専用カード(1000円券、2000円券)と市バス昼間専用カード(1000円券、2000円券)もある。 |
神戸市バスについて | ・バス車両への乗降は、後ろ乗り・前降り。運賃の支払いは降車時。ICカードを支払いに使用する場合は、乗車時にIC読み取り機にタッチし、降車時にもタッチする(2タッチ制)。 ・料金体系は普通区(市街地)と近郊区(周辺部)に分かれている。普通区は大人210円の均一料金、近郊区は距離によって料金が変わる変動料金で、170円~560円でかなり幅がある。 |
神戸中心市街地スポット(最寄バス停) | ・都心部でも、地下鉄駅からは距離があるが、市バス停留所がある観光スポットしては、神戸市立王子動物園(王子動物園前)、兵庫県立美術館(県立美術館)、人と防災未来センター(人と防災未来センター)、メリケンパーク(中突堤)、ビーナスブリッジ(ビーナスブリッジ)などがある。 ・神戸観光も参照。 |
エコファミリー制度について | ・神戸市交通局に、エコファミリー制度がある。これは土日祝夏休み年末年始に神戸市営地下鉄・バスを利用する大人に同伴する子供の運賃を2人まで無料とするもの。神戸市バス・地下鉄共通1日乗車券を使用する大人にも適用されるので、利用すれば極めて安価に神戸市内を回遊できる。神戸市民に限定されていないお得な制度。 |
発売場所 | 神戸市総合インフォメーションセンター(JR三ノ宮駅南側)、神戸市新神戸駅観光案内所、神姫バス神戸三宮バスターミナル、シティー・ループ車内 |
公式サイト | シティループ、ポートループ |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
[スポンサード リンク]
無料・割引優待 |
・国際博物館の日(5/18) ・ひょうごプレミアム芸術デー(7/12) ・敬老の日・老人の日(9/15) ・KOBE観光の日(10/3) ・関西文化の日(11/第3土日) ・関西ぐるっとパス ・子どもファーストデイ ・京都きものパスポート ・伝統産業の日(春分の日) ・遊園地・テーマパーク ・動物園・水族館 ・庭園・植物園・展望スポット ・博物館・科学館・美術館 |
チケットの料金・メリット・類似乗車券との比較・留意点・注意事項などの解説および沿線観光スポット情報