神戸市 ポートライナー1日乗車券は、ポートアイランドを縦断するポートライナーが1日乗り放題
| 項目 | ポートライナー専用1日乗車券の説明 |
|---|---|
| 発売価格 | 大人710円 小児360円 |
| 発売期間 | 通年 |
| 有効期間 | 1日 |
| 内容 | ポートライナー（新交通システム）が乗り放題 |
| 特徴 | ・三宮沖合いの人工島・ポートアイランドを南北に縦断し、さらにその沖合いの空港島・神戸空港に達するポートライナー（三宮駅～神戸空港駅）が1日乗り放題。三宮駅～神戸空港駅間の南北直線部分以外に、ポートアイランド島北半分（1期開発エリア）を周回するループ部がある。神戸空港が開港するまではこのループ部が主役だったが、開港時に空港までの延伸部分が開業してからは完全な脇役になっている。 ・ポートライナーの初乗り運賃は大人210円、小児100円。 ・三宮～神戸空港を18分で結ぶ。料金は大人片道340円。 ・UCCコーヒー博物館など、1日乗車券提示による割引または特典のある施設・店舗がある。 ・2019/10/1の消費税引き上げ時に、大人・小児共に10円値上げされた。 |
| ポートライナーについて | ・ポートライナーはコンピュータ制御の高架ゴムタイヤ電車（無人運転）。高架軌道上を走るので、遠方からは一見モノレールに見える。 ・ポートライナーは、1列車6両編成で車両定員は50人であるため1列車300人の輸送力がある。最小運転間隔は2.2分であるため、輸送力は最大でも300人×28本＝8400人/時となるはずだが、約12500人/時と公表されている。ループ部分の輸送力を加算しているのかもしれない。 ・ポートライナー三宮駅はJR三ノ宮駅南側に隣接した3階建てビルで、西隣が三宮ターミナルビル（建替えのため2018年3月31日閉鎖）。3Fがホームで、2Fがコンコース・乗車券売場、1Fに観光案内所の神戸市総合インフォメーションセンターがある。2Fレベルのペデストリアンデッキで、ミント神戸・サンシティビル（三宮オーパ・ダイエー神戸三宮店）、神戸そごうなどの商業施設と連絡している。 ・三宮で、JR・阪急・阪神・神戸市営地下鉄（西神山手線・海岸線）と連絡している。 ・ポートアイランドの街びらきを記念した神戸ポートアイランド博覧会ポートピア'81が1981年3月20日か9月15日まで開催された。ポートライナーは1980年の8月から試運転を開始し、博覧会直前の1981年2月5日に開業した。2006年2月2日には神戸空港駅までの延伸区間4.4kmと、中公園駅～市民広場駅間の複線部分1.0kmが開業した。 ・運営会社の神戸新交通は神戸市の三セク。ポートライナー（ポートアイランド線）の他に六甲ライナー（六甲アイランド線）を運営している。 ・大阪南港のニュートラムや東京お台場のゆりかもめも新交通システム（AGT）。 |
| ポートライナー沿線スポット（最寄駅） | ・ポートライナーの沿線にある主なレジャースポット・文化施設は、東遊園地・デザインクリエイティブセンター神戸（貿易センター駅）、ポートアイランド北公園
（中公園駅）、神戸国際会議場・神戸国際展示場・ワールド記念ホール・ポートアイランドスポーツセンター（市民広場駅）、UCCコーヒー博物館・神戸市立青少年科学館・IKEA神戸（南公園駅）、神戸どうぶつ王国（京コンピュータ前駅）。 ・詳細はポートライナー路線図を参照。 |
| 関連チケット | ・ポートライナー・六甲ライナー共通1日乗車券（大人1220円・小児610円）は、ポートライナーと六甲ライナーが乗り放題となる1日乗車券。ポートライナーと六甲ライナーは相互に独立した路線で、直接接続しているわけではない。 ・神戸街めぐり1dayクーポンは、ポートライナーのほかに、神戸市営地下鉄西神・山手線（新神戸駅～新長田駅）、神戸市営地下鉄海岸線（三宮花時計前駅～新長田駅）、神戸高速線が1日乗り放題になる。観光施設で利用できる700円分のクーポン｢神戸街遊券｣もついて大人950円で発売している。神戸都心部の観光ならこちらがお勧め。ただし小児用はない。 ・1日乗車券ではないが、神戸どうぶつ王国・ポートライナーセット券という企画乗車券もある。神戸どうぶつ王国の入園と、往復乗車券（三宮駅～京コンピュータ前駅）のセットで、発売価格は入園料と同額というお得なチケット。大人2200円 小児1200円 シルバー（65歳以上）1600円。2022/3/1からの神戸どうぶつ王国入場料値上げ時に大人1800円、小児1000円、シルバー1300円から引き上げられた。 ・さらに阪神電車の往復を加えた神戸どうぶつ王国・阪神電車・ポートライナーセット券 もある。発売価格は、大人2800円、小児1500円、シルバー（65歳以上）2200円で、ほぼ入園料＋ポートライナー往復乗車券分になっていて、阪神電車分が浮く。阪神利用駅によらず価格は一律。発売場所は大阪梅田・尼崎・神戸三宮の各駅長室、大阪難波駅に限られている。 ・1日乗車券ではないが、例年冬季にポーアイ・スケートチケットが発売される。ポートアイランドにある神戸市立ポートアイランドスポーツセンターのスケート滑走券と、往復乗車券（三宮駅～市民広場駅）のセット。大人1400円（1900円）、中学生950円（1250円）、小児650円（990円）。カッコ内は滑走券と乗車券を別々に購入した場合の料金。さらに神戸市営地下鉄の往復乗車券がついた地下鉄拡大版もある。こちらは大人1700円、中学生1250円、小児用はない。 ・1日乗車券ではないが、神戸-関空ベイシャトル＆ポートライナーセット券がある。三宮と関西国際空港間の連絡チケットで、神戸-関空ベイシャトル（両桟橋間を31分で結ぶ高速船）片道乗車券と、ポートライナー片道乗車券（340円区間）のセット。大人1880円、小児940円。ポートライナー三宮駅と関空ターミナルビルで販売している。 ・1日乗車券ではないが、科学館・ライナーチケットを2024/7/13-8/25に発売。ポートアイランドにある神戸市立青少年科学館（バンドー神戸青少年科学館）の展示室入館券（600円）とポートライナー往復乗車券（三宮-南公園駅間、運賃500円）のセット。発売価格大人750円（小児用なし）とお得だ。またチケット券袋を提示するとプラネタリウム観覧料（400円）が320円に割引になる。ポートライナー三宮駅で販売。 |
| エコファミリー制度は対象外 | ・神戸市交通局に、エコファミリー制度がある。これは休日に神戸市営地下鉄・バスを利用する大人に同伴する子供の運賃を2人まで無料とするもの。神戸市バス・地下鉄共通1日乗車券を使用する大人にも適用されるので、利用すれば極めて安価に神戸市内を回遊できる。 ・神戸交通振興バス山手線、北神急行電鉄は、神戸市交通局所属ではないが、この制度の対象となっている。一方、ポートライナーは神戸市の三セク所管であるもののエコファミリー制度の対象外となっている。 |
| 発売場所 | ポートライナー各駅 |
| 公式サイト | 神戸新交通 |
| 注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
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