妙見の森フリーパスは北摂にある森林公園「妙見の森」に行くための1日乗車券
項目 | 妙見の森フリーパスの説明 |
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発売価格 | 能勢版:大人1200円 小児用なし 阪急版:大人1600円 小児用なし 大阪モノレール版:大人2000円 小児用なし |
発売期間 | 2023/3/18-12/3 |
有効期間 | 発売期間中の1日 |
内容(機能) | 能勢版:能勢電鉄(妙見の森ケーブル・リフト含む)1日乗車券 阪急版:阪急電鉄(神戸高速線を除く)+能勢電鉄(妙見の森ケーブル・リフト含む)の1日乗車券 大阪モノレール版:大阪モノレール+阪急電鉄(神戸高速線を除く)+能勢電鉄(妙見の森ケーブル・リフト含む)の1日乗車券 |
特徴 | ・妙見の森フリーパスは、標高660mの妙見山の中腹にある森林公園「妙見の森」に行くためのお得な日帰り切符。 ・2020年までの「能勢妙見・里山ぐるっとパス」の後継企画乗車券。2021年度(2021/3/20-12/5)から発売開始、2022年度(2022/3/19-12/4)も同一内容で発売。 ・「妙見の森」に行くためには、能勢電鉄妙見線の北端の妙見口駅から、徒歩20分または阪急バス5分(妙見口駅停留所~ケーブル前停留所)でケーブル黒川駅まで行き、妙見の森ケーブルを利用する。このフリーパスには阪急バスは含まれていない点に注意。 ・能勢電鉄妙見線は川西能勢口駅で阪急宝塚本線に接続している。大阪モノレールは蛍池駅で阪急宝塚本線に接続している。 ・1日乗車券というよりも、妙見山へのおでかけ切符の色合いが濃い。 ※能勢電鉄は、2023/12/4をもって鋼索線(ケーブル)を廃止する。最終営業日は2023/12/3で、同日をもって妙見の森関連事業は全て終了する。 |
のせでん おでかけ1dayパス(関連チケット) | ・2023/10/4-23発売、2023/11/23のみ有効(11/23日生中央駅会場開業110 周年ファイナルイベント・平野車庫会場のせでんレールウェイフェスティバル2023秋~開業110周年記念回~開催) ・発売額700円(大人のみ) ・能勢電鉄 鉄道線全線(妙見の森ケーブル・リフトを除く)乗り降り自由 |
2023年度の阪急の運賃引き上げ | ・ 2023/4/1、阪急電鉄は鉄道駅バリアフリー料金制度を用いた料金上乗せ(値上げ)を実施し、普通運賃に一律で10円が上乗せされた。 ・阪急の初乗り運賃は160円から170円になった。 ・妙見の森フリーパスの価格は、能勢版1200円阪急版1600円大阪モノレール版2000円で変更なし。 |
能勢妙見・里山ぐるっとパス(2020年度)との違い | ・能勢版の新設。 ・阪急バス特定路線の乗り降り自由がなくなった。 ・阪急版・大阪モノレール版が100円安く設定されている。 |
能勢電鉄について | ・能勢電鉄(のせでんてつ)は、大阪府と兵庫県の北摂の府県境を南北に走るローカル鉄道。妙見線と日生線からなる。 ・本線の妙見線は、南端の川西能勢口駅から北端の妙見口駅まで距離約12km、乗車所要時間約25~30分。運賃は片道大人330円、小人170円。川西能勢口駅で、阪急宝塚本線に連絡する(川西能勢口駅は共同使用駅)。 ・支線の日生線は、妙見線中途の山下駅と日生中央駅の2駅間を結ぶ。日生中央駅は日生ニュータウンのための駅で周辺には住宅しかない。阪急梅田駅から直通の日生エクスプレスに乗車すれば川西能勢口駅での乗り換えは不要。 |
妙見の森ケーブルについて | ・妙見の森ケーブルは、ケーブル黒川駅~ケーブル山上駅間距離約600m、高低差223mを約5分で結ぶ。 ・能勢電鉄妙見口駅からケーブル黒川駅までは、阪急バス乗車5分(運賃170円)または徒歩20分。 ・料金は往復大人800円小児400円(2021/3/20値上げ後)。 ・ケーブル黒川駅~ケーブル山上駅間を徒歩(ハイキング)で登ると約1時間かかる。 ・1960/4/22開業、2023/12/3で営業終了。 |
妙見の森について | ・ケーブル山上駅は妙見山の中腹に位置し、その周辺が、能勢電鉄の運営する山上森林公園「妙見の森」。 ・入園無料だが、ケーブルまたはリフトの往復料金が実質的な入園料となっている。電車でアクセスした場合は当然ケーブルの往復料金800円が必要。車でアクセスした場合は、ケーブル黒川駅前駐車場(駐車料金700円)に車を停めて妙見の森ケーブル(往復800円)に乗るか、能勢妙見山山上駐車場(駐車料金500円)に車を停めて妙見の森リフト(往復700円)を使って降りる必要がある。ただしハイキングコースもあるので、ケーブルまたはリフトの利用が必須ということではない。 ・「妙見の森」には、妙見の森ふれあい広場、妙見の森バーベキューテラス(要入場料)、ミニトロッコ列車「シグナス森林鉄道」、かわら投げのできる展望デッキ、足湯などがある。施設はおおよそ面積2haの範囲内に点在しており、大規模なものではない。妙見の森リフト沿いには6月にアジサイが咲く(アジサイの名所)。 ・能勢電鉄による、妙見の森バーベキューテラス、妙見の森山上の足湯、黒川駅前駐車場 などの事業は、2023/12/3で営業終了。 |
妙見の森リフトについて | ・妙見の森リフトは、リフトふれあい広場駅~リフト妙見山駅間距離約600m、高低差87mを約10分で結ぶ。妙見の森リフト沿いはアジサイ(紫陽花)の名所。 ・ケーブル山上駅からリフトふれあい広場駅まで徒歩10分。 ・料金は往復大人800円小児400円(2021/3/20値上げ後)。 ・妙見山駅は標高587m。妙見山は標高660mの低山で北摂山系に含まれる。日蓮宗の寺院・能勢妙見山が山頂にある。能勢妙見山までリフト妙見山駅から徒歩6分。祈祷志納料3000円~。 ・1960/8/27開業、2023/12/3で営業終了。 |
大阪モノレールについて | ・大阪モノレールは本線と彩都線の2路線が営業している。 ・本線は大阪空港駅と門真市駅の間21.2kmを36分で結ぶ。蛍池駅で阪急宝塚線と、千里中央駅で北大阪急行(御堂筋線)と、山田駅で阪急千里線と、南茨木駅で阪急京都線と、大日駅で大阪メトロ谷町線と、門真市駅で京阪本線と連絡している。ほぼ大阪府道2号の大阪中央環状線の上を並走している。 ・支線の彩都線は、本線の万博記念公園駅と彩都西駅の間6.8kmを11分で結ぶ。他社線との連絡(乗り換え)はない。 ・運営会社は大阪高速鉄道で、大阪府の三セク。 |
発売場所 | 能勢版:川西能勢口駅ごあんないカウンターほか 阪急版:阪急電鉄ごあんないカウンター、阪急ツーリストセンター大阪梅田、阪急京都観光案内所河原町 大阪モノレール版:大阪モノレール各駅窓口 |
公式サイト | 能勢電鉄、阪急電鉄、大阪モノレール |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
能勢電鉄路線図 (出所:能勢電鉄)
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