大阪周遊パスは、スルッとKANSAIの企画乗車券の一つで大阪市街地エリアの電車が乗り放題(除くJR)になる1日乗車券
項目 | 大阪周遊パス1日券[2023年度]の説明 |
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発売価格 | 大人2800円(小児用はない) |
発売期間 | 2023/4/1-2024/3/31 |
有効期間 | 2023/4/1-2024/4/30の1日 |
内容 | 大阪市内を中心に電車・市バスが乗り放題(除くJR)+施設優待 |
特徴 | ・大阪周遊パスは、入場無料パス付き大阪市内電車(除くJR)・大阪シティバス1日乗車券。 ・カード乗車券提示で観光スポット50ヵ所が入場無料になる。各施設を概ね1回ずつ利用可能。一日で全部周ることはとうてい無理なので、優先スポットを考えてあらかじめ巡回プランを立てておくことをお勧めする。 ・利用日の有効時間は施設開館時間から最終入場時間まで。交通機関での利用は利用日の始発から終電まで。 ・施設休館日に注意。また入場無料施設でも、期間や曜日・時間が限定されている場合もある。 ・対象区間の私鉄を使う機会は少ないので、実質的には大阪メトロの1日乗車券(エンジョイエコカード)に、施設優待パスが付いたものと考えたほうがよい。2000円相当分ほどは無料優待を受けないとペイしないが、計画的に回遊すれば十二分に元がとれる。 ・私鉄別エリア拡大版は各私鉄の1日乗車券が原則プラスされた形だが、近年発売されていない。 ・スルッとKANSAIの企画乗車券の一つ。スルッとKANSAI名称のチケットはなくなったが、このチケットと神戸街めぐり1dayクーポンは存続している。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2023年度)。 |
過去チケットについて | ・2023年度版の2022年度版からの変更点は、天然温泉 なにわの湯、天然露天温泉 スパスミノエ、堺市立町家歴史館 清学院、堺市立町家歴史館
山口家住宅の無料入場が終了。梅田スカイビル空中庭園展望台の無料入場可能時間が16時までになった。レゴランドディスカバリーセンター大阪の無料入場可能日が原則火~金になった。 また、ガイドブックに付いている「TOKU×2」クーポン提出不要で、カード乗車券を提示すれば割引優待か特典が受けられるようになった。「TOKU×2」クーポンではなく、ガイド&クーポンアプリをスマホにダウンロードする方法もなくなった(年度途中で復活する可能性もある)。 ・2022年度は価格据え置きで2022/5/16-2023/3/31発売。40ヶ所以上の施設が無料で利用可能。約40の施設と店舗で利用できる特典 ・2021年度は価格据え置きだが、2022/3/11から販売休止。万博記念公園とオオサカホイールが大阪周遊パスに組み込まれたが交通費は別途必要。 ・2020年度版は2800円で、2019年度版の2700円から100円値上げされた。 ・2019年度版は2018年度版から200円値上げされた。 ・2018年度版は値上げなしで入場無料施設が約50ヵ所に増えた。 ・2017年度版は2016年度版から200円値上げされた。ただし入場無料施設は約30ヵ所から約35ヵ所に増えている。 |
私鉄別拡大版の機能と価格 | ・基本となる大阪エリア版のほかに大阪市近郊住民向けの私鉄別エリア拡大版も4種類ある。いずれも大人パスのみ。 ・2023年度は休止。 ・2022年度は休止。 ・2021年度は、阪急拡大版、阪神拡大版、阪神拡大版は休止。万博記念公園版は価格3400円据え置きで販売続行。また万博記念公園とオオサカホイールは大阪周遊パスに組み込まれた。 ・阪急拡大版3200円(2020年度に100円値上げ、2019年度に2018年度版から200円値上げ、2017年度に2016年度版から200円値上げ)は、大阪エリア版+阪急(大阪府・兵庫県)1日乗車券。 ・阪神拡大版3300円(2020年度に200円値上げ、2019年度に2018年度版から200円値上げ、2017年度に2016年度版から200円値上げ)は、大阪エリア版+阪神1日乗車券。 ・阪神拡大版3500円(2020年度に100円値上げ、2019年度に2018年度版から200円値上げ、2017年度に2016年度版から300円値上げ)は、大阪エリア版+南海(大阪府)1日乗車券。南海関空版は、各地から関西国際空港経由で大阪観光をする人に便利なチケット。 ・万博記念公園版3400円(2018年度2950円で新設、2019年度に2018年度版から250円値上げ、2020年度は200円値上げ)は、大阪エリア版+北大阪急行1日乗車券+大阪モノレール(千里中央~万博記念公園)1日乗車券。万博記念公園版は、万博記念公園入園とレッドホース オオサカホイール乗車が無料。レッドホース オオサカホイールは複合商業施設エキスポシティにある高さ123mの大観覧車。万博記念公園は、大阪市内から時間的に距離があるので、万博記念公園に入場すると、大阪市内を回遊する時間は限られる。 ・2016年度にあった近鉄拡大版2800円は、2017年度以降はなくなった。近鉄版と京阪版はないが、このチケットの利用路線には両社の一部路線も含まれている(下記参照)。 |
利用できる路線(大阪エリア版) | ・大阪メトロ(地下鉄)・大阪シティバス全線(ただしイケア鶴浜行きバスとUSJ行きバスは対象外) ・阪急電車:梅田~神埼川、梅田~三国、梅田~相川、下新庄~天神橋筋六丁目 ・阪神電車:梅田~尼崎、大阪難波~尼崎 ・京阪電車:淀屋橋~千林、中之島~天満橋 ・近畿日本鉄道:大阪難波~今里、大阪阿部野橋~矢田 ・南海電鉄:なんば~堺、汐見橋~中百舌鳥 |
大阪周遊パス2日券 | ・大阪周遊パス2日券は2日連続利用券。2日券は大阪メトロ・大阪シティバス専用で、エリア内の私鉄は利用できない。また私鉄別エリア拡大版もない。 ・大阪メトロ・大阪シティバスの1日乗車券のエンジョイエコカードは、820円(土日祝620円)なので、2日分は1240円~1640円の範囲。差額の2360円~1960円が施設の利用料金に相当する。2日あれば、全無料施設制覇も可能なのでこのパスをフル活用できる。ただし、無料施設のうち南海電車沿線に位置する堺市内のものについては別途最寄り駅までの運賃が必要になる。 ・2020-2023年度は価格据え置き。 ・2019年度から3600円に値上げされた。 ・2017年度から3300円に値上げされた。 ・2016年度版の記者発表時にはなかったが、後で追加された(需要が少ないと推測される)。 ・2015年度から3000円の大阪周遊パス2日券も加わった。 |
発売場所 | ・大阪エリア版:大阪メトロ各駅、新大阪観光案内所(JR新大阪駅3Fコンコース)・大阪観光案内所(JR大阪駅1F中央口)・難波観光案内所(南海なんば駅1F)、関西ツーリストインフォメーションセンター京都(京都タワー3F)、観光情報プラザ関空まち処(関空第2ターミナル国際線到着口)ほか。 ・チケットぴあ等のサイトでも購入できるが、観光案内所(新大阪・大阪・難波)での引き換えが必要。 ・阪急拡大版:阪急主要駅ごあんないカウンターほか。 ・阪神拡大版:阪神梅田駅、尼崎駅ほか。 ・南海関空版:関西空港駅。 ・万博記念公園版:大阪モノレール万博公園駅、北大阪急行千里中央駅、大阪観光案内所、難波観光案内所ほか。 |
公式サイト | 大阪周遊パス(大阪観光局) |
参考 | ・大阪周遊パス対象施設一覧(2021年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2020年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2019年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2018年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2017年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2016年度)。 ・大阪周遊パス対象施設一覧(2015年度)。 |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
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