休園日

2020/4/17-5/31臨時休園、6/1再開
2021/5/1-11臨時休園、5/31まで延長、6/1再開
水（祝日の場合は翌日）、祝日の翌日（土日は開園）、年末年始（12/26-1/5）

開園時間

9：00～17：00

入園料

無料

リンク

・2024/10/21-11/12第54回平城宮跡菊花大会
9：00～17：00、菊の原産地は中国で、日本には奈良時代に遣唐使によってもたらされ、平安時代に広く普及した。菊が皇室の紋として定着したのは鎌倉時代以降。

最寄駅

近鉄奈良線：新大宮（徒歩13分、または駅からバス乗車3分、宮殿庭園停留所下車すぐ）

駐車場

なし

住所

奈良県奈良市三条大路1-5-37

TEL

0742-34-5369（奈良市文化財課）

地図

・平城京左京三条二坊宮跡庭園（へいじょうきょうさきょうさんじょうにぼうみやあとていえん）は、奈良時代中期の庭園の遺構を復元したもの。面積約0.8ha。複合商業施設ミ・ナーラの大宮通りを挟んだ南側に位置する。
・平城宮跡の東院庭園と同様に、日頃よく目にする中世以降の日本庭園とは相当趣が異なる。ずいぶんアッサリとした印象を受けるが、中国の文化的影響の大きい時代背景を反映しているのだろう。歴史的価値は高いものの訪れる人は少ない。
・1975年、奈良郵便局の移転候補地だった場所を、奈良国立文化財研究所が事前発掘調査した際に庭園遺構を発見した。長年地下に埋もれていたため、保存状態がよく、1978年には特別史跡に指定され、1992年に特別名勝に追加指定された。遺跡出現のため、奈良郵便局は別の場所（奈良市上三条町）に移転することになった。
・庭園の中心は玉石を敷き詰め、S字に湾曲した池。建物の遺構は池の西側にあり、池越しに東山（若草山）を望む借景庭園だった可能性もある。建物も復元されている。
・ミ・ナーラのある場所は、奈良時代初期の左大臣・長屋王（天武天皇皇孫）の屋敷があったところ（1988年の発掘調査で判明）なので、左京三条二坊宮跡庭園も皇室に関係するものだった可能性が高い。