(注1)複合商業施設(ふくごうしょうぎょうしせつ)は、商業施設のうち物販・飲食店舗だけでなく、シネコン・遊園地・水族館・日帰り温泉・ライブハウス・スポーツ施設などのアミューズメント施設や博物館・美術館・ギャラリー・プラネタリウム・コンサートホールなどの文化施設、ホテル・ショールーム・イベントスペース・オフィス・集合住宅などその他の施設を併せ持つ集客力の高い大型施設を言う。巨大ビルの中にすべての施設が入っていることもあれば、広い敷地内に機能・施設別にビルが分散していることもある。
(注2)複合文化施設は、施設に占める物販・飲食店舗の割合が小さく、アミューズメント施設の含まれない文化施設主体の複合施設を言う。地方自治体の運営する公共施設であることが多い。
(注3)アウトレットモールは、アウトレット品を販売する店舗からなるショッピングモールを言う。アウトレットモールで扱うアウトレット品は、主としてファッション関連商品の旧モデル品・訳あり商品・在庫処分品などであり、当初の定価を大幅に下回る価格で販売されることが多い。高級ブランドのアウトレット品は特に人気が高い。通常は郊外の車によるアクセスのよい場所に建設されるが、三井アウトレットパーク大阪鶴見のように都市部に建設されることもある。
(注4)再開発街区は、都市部の市街地の老朽化した一定区域や工場跡地を総合的な計画に基づいて整理・一体開発したエリアをいう。一般に土地の高度利用と都市機能の更新を目的としている。住宅地等の再開発も行われるが、ここでは都心部の商業施設が集積する再開発街区の一部を取り上げる。関西圏では例えば大阪ステーションシティ、グランフロント大阪、天保山ハーバービレッジ、なんばパークス、神戸ハーバーランドなどがあげられる。いずれも都心部としては広い敷地を持ち、複数の高層ビルを用途別に機能的に配置している。
(注5)上記表は、関西圏にある複合商業施設・複合文化施設・アウトレットモール・大規模ショッピングセンターおよび再開発街区の一覧。
(注6)2016年に、関西圏でオープンした大規模商業施設は、
イオンモール堺鉄砲町(2016/3/19)、
枚方T-SITE(2016/5/16)、
ニトルモール牧方(2016/4/20)、パピオスあかし(2016/12/1)など。
(注7)2017年春以降、オープンが予定されている商業施設は、SENRITOよみうり(2017/4/21)、中之島フェスティバルタワーウエスト(2017/4/17)、京都タワー
サンド(京都タワービル内)、
イオンモール神戸南、梅田3丁目計画(大阪中央郵便局跡地)、西宮北口阪急ビル、神戸阪急ビル東館(建替)など。
(注8)掲載情報は変更される場合があります。ご利用の際には各施設の公式サイトで確認してください。