公共交通機関(新幹線・電車・飛行機・船)と自動車による日本各地から神戸市へのアクセス方法
新幹線 | 東海道・山陽新幹線 |
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駅 | ・神戸市内の新幹線駅は新神戸駅のみ。隣の駅は東隣が新大阪駅(大阪市)、西隣が西明石駅(明石市)。 ・JR西日本の山陽新幹線の全列車が停車する。種別では、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、東海道・山陽新幹線の「ひかり」、山陽新幹線の「こだま」、山陽・九州新幹線の「みずほ」、山陽・九州新幹線の「さくら」。「みずほ」は東海道新幹線の「のぞみ」に相当する最速列車で、一方「さくら」は「ひかり」に相当する。 |
主要駅からの距離(営業キロ)と所要時間 | ・東京駅から589.5km、のぞみで2時間48分。大人運賃(乗車券+自由席特急券)は14420円。 ・名古屋駅から223.5km、のぞみで1時間6分。大人運賃は7470円。 ・京都駅から75.9km、のぞみで29分。大人運賃は2860円。 ・博多駅から585.4km、のぞみまたはみずほで2時間25分。大人運賃は14420円。 ・上記新幹線のデータから東京と博多の中間地点が神戸であることが分かる。 |
他の鉄道路線との接続 | ・新神戸駅でJR在来線との接続はない。ただし、神戸市内行きの乗車券は、新神戸駅で途中下車し、在来線に乗車して三ノ宮駅・元町駅・神戸駅・新長田駅まで乗り継ぐことができる。例えば新神戸駅で新幹線を途中下車し、地下鉄で三宮まで行き、JR三ノ宮駅から途中乗車してJR神戸駅で下車することができる。神戸市内発の場合も同様に一部指定区間の在来線に乗車できる。 ・神戸市営地下鉄の西神山手線(および地下鉄と相互乗り入れしている北神急行)の新神戸駅と唯一接続しているが、両駅は高低差が大きく、乗り換えに最低5分は見込む必要がある。三宮方向に南下する場合は地下鉄を利用する。 |
駅舎 | ・新神戸駅の駅舎はシンプルな3階建て。1階駅前はバス乗り場と駐車場。2階にみどりの窓口、改札口(1ヵ所)、観光案内所、売店・土産物店・喫茶店。2階駅前に車寄せ・タクシー乗り場と駐車場。3階がホームで、北側(裏側)に目をやると一面が六甲山麓の緑。ほぼ新幹線駅機能に特化しており、よくある駅ビルの商業施設の役割は持っていない。 |
周辺商業施設 | ・新神戸オリエンタルシティはANAクラウンプラザホテル神戸を核テナントとする37階建て超高層ビル。低層階がショップ&レストランで、3Fに兵庫県の神戸牛・但馬牛PR施設「神戸ビーフ館」がある。B3に神戸市営地下鉄新神戸駅。 |
周辺観光スポット | ・新神戸駅から北野異人館街まで徒歩10分程度。 ・新神戸駅から竹中大工道具館まで徒歩3分。 ・新神戸駅から神戸布引ロープウェイ山麓駅まで新神戸オリエンタルシティの中を通って徒歩5分。布引ロープウェイで神戸布引ハーブ園(庭園・展望施設)まで約10分。 |
北神急行電鉄について | ・北神急行電鉄は阪急阪神ホールディングスの子会社。歴史的に阪急系の企業。新神戸駅~谷上駅の全線トンネル1区間のみ運行している(北神線)。1区間のみだが、六甲山表側の新神戸駅で神戸市営地下鉄山手線に接続し、六甲山裏側の谷上駅で神戸電鉄に接続しており、六甲山を通り抜ける電車路線とういう点では重要。有馬温泉に行くには谷上駅から神戸電鉄を利用する。 ・2018年末から、神戸市が北神急行を買収して市営地下鉄に組み込む方向で阪急電鉄と協議を始めている。 |
鉄道 | JR在来線・阪急・阪神・山陽 |
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JR神戸線 | ・JR西日本の神戸線が神戸市内を東西に横断している。駅は東側(大阪寄り)から、甲南山手・摂津山本・住吉・六甲道・摩耶・灘・三ノ宮・元町・神戸・兵庫・新長田・鷹取・須磨海浜公園・須磨・塩屋・垂水・舞子の17駅。神戸市の中心繁華街は、神戸駅周辺ではなく、三宮・元町一体。地名は三宮で、一般にも三宮が使用されているが、JRだけが三ノ宮駅の呼称を使用している。 ・在来線最速のJR新快速は、神戸市内では三ノ宮駅と神戸駅にしか停車しない。新快速で大阪駅から三ノ宮駅まで20分、大人運賃410円。新大阪駅から三ノ宮駅まで25分、大人運賃550円。ちなみに新幹線利用の場合、新大阪駅から新神戸駅まで13分、3860円。 |
阪急神戸線 | ・阪急電鉄の神戸本線は、JR神戸線の北側(山側)を走行して、大阪都心部の梅田駅と神戸三宮駅を結んでいる。特急で28分、320円。阪急の特急は特急券不要・座席自由で、神戸市内では岡本駅にも停車する。 ・阪急としては神戸三宮駅までだが、その先の神戸高速鉄道の新開地駅まで直通運転している(阪急神戸高速線)。通常の神戸観光ならば、神戸高速線のことは知らなくてもかまわない。 ・阪急・阪神・神戸高速線の1日乗車券の阪急阪神1dayパスは、大人1200円・小児600円。 |
阪神本線 | ・阪神電鉄の本線は、JR神戸線の南側(海側)を走行して、大阪都心部の梅田駅と神戸都心部の元町駅(神戸三宮駅の西隣の駅)を結んでいる。梅田駅から神戸三宮駅まで特急で30分、320円。阪神の特急は特急券不要・座席自由で、神戸市内では魚崎駅・御影駅・神戸三宮駅・元町駅に停車する。 ・阪神本線としては元町駅までだが、その先の神戸高速鉄道(阪神神戸高速線)を経由して、さらに先の山陽電鉄とも相互乗り入れ運転を行っている。通常の神戸観光ならば、神戸高速線のことは知らなくてもかまわない。 ・阪急・阪神・神戸高速線の1日乗車券の阪急阪神1dayパスは、大人1200円・小児600円。 |
山陽電車本線 | ・山陽電鉄の本線は、姫路市の山陽姫路駅と神戸市の西代駅を結んでいる。ごく一部の区間を除いて、JR神戸線よりも海寄りを走っている。神戸高速線経由で阪神本線と相互乗入運転を行っている。 ・三宮・姫路1dayチケットは、山陽電車・神戸高速の1日乗車券で、価格は1400円。 |
自家用車 | 高速道路(神戸市内路線を一部含む) |
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阪神高速5号湾岸線 | ・大阪市の4号湾岸線南港ジャンクションから神戸市の第二神明垂水ジャンクションに至る、大阪湾岸に沿って東西を結ぶ都市高速道路。全長80kmの大阪湾岸道路の一部。ただし、六甲アイランド以西は未開通だが、2018年12月にようやく工事が開始された。竣工までに10年程度が見込まれている。 ・現在は、六甲アイランド北出入口の前の住吉浜出入口で高速を降りて、3号神戸線に乗り継ぐこともできる。三宮都心部への一般道は、ハーバーウェイ(港湾幹線道路)を利用するか、国道43号線(上を3号神戸線が併走)に出る。 |
阪神高速3号神戸線 | ・大阪市の阿波座ジャンクションから神戸市の第二神明の月見山出入口に至る、神戸市中心部を走る基幹路線。中途の西宮インターで名神高速に接続している。 |
阪神高速31号神戸山手線 | ・阪神高速3号神戸線湊川ジャンクションと7号北神戸線白川ジャンクションを結ぶ南北の短距離路線。全線神戸市内にある。将来的に5号湾岸線と接続する予定。 |
阪神高速32号新神戸トンネル | ・新幹線新神戸駅南方の国道2号線と、7号北神戸線との箕谷ジャンクションを結ぶ南北の短距離路線。六甲山を通り抜けるトンネル路線で、全線神戸市内にある。2012年10月に神戸市道路公社から阪神高速に管理が移管された。したがって新神戸トンネルも阪神高速ETC乗り放題パスの対象に含まれている。北行き入り口を共有する山麓バイパスは対象外なので注意。 |
阪神高速7号北神戸線 | ・西宮市の中国自動車道・西宮山口ジャンクションから神戸市の第二神明の伊川谷ジャンクションに至る路線。六甲山系の北側を通る東西の路線。 |
新名神高速道路 | ・新名神は、名古屋市と神戸市を結ぶ路線で部分的に開通している。現在は高槻市の高槻ジャンクションと、神戸市北東部にある神戸ジャンクションを結んでいる。神戸ジャンクションで山陽自動車道と中国自動車道に接続する。神戸市を通り抜けるだけでなく、名神や阪神高速3号神戸線が不通や渋滞になった場合の迂回路となる。 |
山陽自動車道 | ・神戸市北東部の神戸ジャンクションから下関市の下関ジャンクションに至る高速道路。神戸ジャンクションで新名神と中国自動車道に接続する。新名神とともに神戸市北区を東西に横断している。神戸北インターから六甲北有料道路を経由して阪神高速7号北神戸線に接続している。また三木ジャンクションから南下して、神戸淡路自動車道に接続している。 |
神戸淡路鳴門自動車道 | ・神戸市西部の神戸西インターから垂水ジャンクション、明石海峡大橋を経由して徳島県鳴門市に至る。3本ある本州四国連絡道路の一つ、神戸・鳴門ルート。 |
高速バス | バス会社各社 |
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神戸三宮高速バス停・三宮バスターミナルなど三宮行き | ・仙台駅・さいたま新都心駅・TDR・東京駅・新宿駅・池袋駅・横浜駅・名古屋駅・長野駅・岡山駅・広島駅・徳島駅・高松駅・松山駅・高知駅・博多駅・長崎駅などから夜間高速バス便多数。 |
飛行機 | 神戸空港・関西国際空港 |
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神戸空港 | ・神戸空港は、三宮沖合いの人工島・ポートアイランドのさらに南側にある空港専用人工島にある地方空港。羽田(東京)、新千歳(札幌)、那覇(沖縄)、長崎など7都市との間に1日60便が発着している。 ・新交通システムのポートライナーが神戸空港と三宮を18分、大人運賃340円で結んでいる。大人710円のポートライナー専用1日乗車券もある。 |
関西国際空港 | ・関西国際空港(関空)は大阪府泉佐野市沖合いの人工島を占める。高速船の神戸-関空ベイシャトルが、関空と神戸空港を31分で結んでいる。片道運賃は大人1880円・小児940円。往復運賃は大人3060円・小児1530円(復路は30日間有効)。 ・神戸-関空ベイシャトルとポートライナー乗車券のセット券がある。運賃は大人1880円・小児940円で、ちょうどポートライナー乗車券分が割引になっている。関空ターミナルビルと、ポートライナー三宮駅の2ヵ所で販売している。 |
船 | 神戸港 |
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神戸ポートターミナル | ・神戸ポートターミナルは、神戸港新港第4突堤にある客船ターミナル。水深12mの岸壁には10万トンを超える大型客船が接岸可能。世界各国からのクルーズ客船や日中国際フェリー(上海港と神戸港を結ぶ定期便)が利用する。 ・ターミナルビルには、税関(Customs)・出入国管理(Immigration)・検疫所(Quarantine)のCIQ施設を備え、送迎デッキや多目的ホールの神戸ポートターミナルホールもある。ポートライナーのポートターミナル駅に直結しており、三宮駅まで2駅、所要時間5分とアクセスに優れている。 |
中突堤旅客ターミナル | ・中突堤旅客ターミナルは、メリケンパーク南側、中突堤先端のメリケンパークオリエンタルホテルの下部1-2Fを占める(1Fは屋内駐車場)。CIQ施設、送迎デッキを持ち、西側岸壁は7.7万トンクラスまでのクルーズ客船に対応する。 ・東側岸壁は、レストランシップのルミナス神戸2が専用利用している。2時間前後の近距離クルーズを定期運行している。乗船+食事が標準だが、乗船だけの利用もできる。 |
神戸三宮フェリーターミナル | ・神戸三宮フェリーターミナルは、神戸港新港第3突堤にあるフェリー専用ターミナル。各線三宮駅まで徒歩20分または連絡バス10分(大人210円)。ターミナルビル3Fには展望室と展望テラスがある。 ・ジャンボフェリー(高松港と神戸港を結ぶ)、小豆島ジャンボフェリー(小豆島と神戸港を結ぶ)、宮崎カーフェリー(宮崎港と神戸港を結ぶ)の発着ターミナル。 |
神戸空港海上アクセスターミナル | ・神戸空港海上アクセスターミナルは、関西国際空港と神戸空港を結ぶ高速船ベイシャトルのターミナル。空港島北岸にあり、神戸空港旅客ターミナルから無料巡回バスが運行している。ベイシャトルは片道乗船時間31分で料金は1880円だが、ポートライナー片道乗車券(330円区間)を加えたポートライナーセット券を同額の1880円で発売している。 |
六甲アイランドフェリーターミナル | ・六甲アイランドフェリーターミナルは、住吉沖合いの人工島・六甲アイランドの北東岸にあるフェリー専用ターミナル。六甲ライナーのアイランド北口駅から無料連絡バスがある。 ・フェリーさんふらわ(大分港と神戸港を結ぶ)、阪九フェリー(新門司港と神戸港を結ぶ)、四国開発ェリー(新居浜港と神戸港を結ぶ)の発着ターミナル。 |
六甲船客ターミナル(廃止) | ・六甲船客ターミナルが、六甲アイランドフェリーターミナルの東南にあったが、マルエーフェリーの阪神航路(神戸⇔沖縄・奄美諸島)休止に伴って、2017年10月に廃止となった。 |
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神戸観光お役立ち情報 |
交通機関 |
・神戸市へのアクセス ・神戸市内交通 ・神戸市内駐車場(地図) ・六甲山へのアクセス(地図) |
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(注1)車で神戸に行く場合、慢性的に混雑している阪神高速3号神戸線を避けて、六甲山北側を走る山陽自動車道等を経由して南下したほうが早い場合もある。ただし北部(北区)と西部(須磨区・垂水区・西区)は、たくさんの高速路線が入り組んでいてわかりづらいので、走行前に調べておいたほうがいい。
(注2)阪神高速各路線は阪神高速道路株式会社が、新名神高速道路(甲賀土山インター以西)・山陽自動車道は西日本高速道路株式会社が、神戸淡路鳴門自動車道は本州四国連絡道路が、それぞれ管理している。また神戸市内の山麓バイパス・六甲有料道路・六甲北有料道路は神戸市道路公社が管理している。管理者が異なる高速道路を行き来する場合、通常は料金が嵩むので注意。ETCは便利だが、個別の料金を意識しにくい欠点がある。
(注3)掲載情報は変更される場合があります。ご利用の際には各交通機関または施設の公式サイトで確認してください。
(注2)阪神高速各路線は阪神高速道路株式会社が、新名神高速道路(甲賀土山インター以西)・山陽自動車道は西日本高速道路株式会社が、神戸淡路鳴門自動車道は本州四国連絡道路が、それぞれ管理している。また神戸市内の山麓バイパス・六甲有料道路・六甲北有料道路は神戸市道路公社が管理している。管理者が異なる高速道路を行き来する場合、通常は料金が嵩むので注意。ETCは便利だが、個別の料金を意識しにくい欠点がある。
(注3)掲載情報は変更される場合があります。ご利用の際には各交通機関または施設の公式サイトで確認してください。
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