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(財)日本医療機能評価機構→公式サイト |
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@機構とは |
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病院機能を第三者の立場で評価するために、1995年に設立された厚生労働省の外郭団体。
1997年から病院機能評価を実施し、これまでに1297の病院を認定した。 |
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A認定制度 |
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病院が受審を申し込み、審査の結果がおおむね標準的な水準以上であれば、認定証(有効期間5年)が発行される。 |
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B評価項目(2002年度以降) |
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病院組織の運営と地域における役割/患者の権利と安全の確保/療養環境と患者サービス/診療の質の確保/看護の適切な提供/病院運営管理の合理性
以上の6領域についてそれぞれ多くの項目が設けられている。 |
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(注)上記の「診療の質の確保」とは診療技術水準の話ではなく、診療体制が適切であるとか、診療活動が円滑に運営されているかというような管理面の話である。 |
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C病院の種別 |
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一般病院[A、B]、精神病院[A、B]、長期療養病院、複合病院[A、B]の7区分。
A、Bの区分は主として病院の規模による。病床数200以上の場合は原則としてBに区分される。 |
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問題点 |
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@利用者が最も知りたい診療内容(医療の質)の評価がない。 |
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A認定された病院名だけが公表され、認定基準に満たなかった病院名は公表されない。 |
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B認定病院が評価結果の公表に同意しなければ、評価内容が公表されない(注.公表に同意した病院については、機構のウェブサイトで閲覧できる)。 |
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以上のような問題点はあるものの、病院が外部の審査を受けるようになった点は評価できる。審査技術・開示方法等の今後の改善が望まれる。 |
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本サイトにおける表記 |
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例えば、認定された一般病院[B]は、認定病院(一般B)と表記している。 |
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表2.首都圏の認定病院 |
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