BRT1日乗車券は東京BRTが乗り放題となる1日乗車券
項目 | BRT専用1日乗車券の説明 |
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発売価格 | 大人500円 小児250円 |
有効期間 | 1日 |
内容 | 東京BRTが乗り放題 |
特徴 | ・BRT専用1日乗車券は、東京臨海エリアのバス高速輸送システム(Bus Rapid Transit)が1日乗り降り自由になる乗車券。 ・2020/10/1から開始するプレ運行(一次)の運行ルートは、虎ノ門ヒルズ~新橋~晴海BRTターミナル、新橋~晴海BRTターミナルのみ。 ・運賃は均一料金で、大人220円、小児110円。現金・ICカード同額。3回以上乗る予定があるならBRT専用1日乗車券の購入がお勧め。 ・運賃は、前のり先払い後ろ降り。乗車時にBRT1日乗車券を買えばよい。交通系ICカードのPASMO、Suica に搭載して利用する。 ・使用するバスは、普通の大型バス(燃料電池バス、ディーゼルバス)および連節バス。 ・運行時間は6時台~22時台。 ・BRTと先進的な名前がついてるが、要は新しいバス路線ができたということ。停留所の間隔が地下鉄の駅間並で、普通の路線バスより開いている点に注意。 |
BRTについて | ・BRTは、バスレーンなどバス専用車線、バス専用道路、交差点でのバス車両優先信号システム、連節バス、ICカードの採用などにより、路線バスの大量高速輸送化を図るもの。 ・鉄道を敷設するのに比べてかなり安価に、かつスピーディに設営できる。維持費も安く、後々の変更も容易。日本では部分的にBRTの要素を取り入れたバス路線は、全国で10ヵ所以上ある。 ・JR東日本が、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼・大船渡エリアにおいて、2012年8月から線路敷を利用してBRTを運用している。JR東日本は、2019年11月に気仙沼線・大船渡線の鉄道事業廃止を国土交通省に届出しており、鉄道に戻すことはないだろう。 ・福岡市では、西鉄が都心部の循環路線(ウォーターフロント地区~天神~博多駅)をBRTで運行している。2016年8月から試行運行を始め、2017年8月から営業運行している。西鉄はBRTを単に連結バスと表示していて、他の路線と同様に扱っている。西鉄バス1日乗車券の福岡市内1日フリー乗車券(大人900円)で連節バスにも乗れる。西鉄は、2019年7月から北九州市でも連節バスの運行をはじめた。 ・神戸市では、2017年から都心(三宮)とウォーターフロントを結ぶ連節バス(BRT)の社会実験を進めている。神戸港新港地区の再開発に合わせてBRTを運行する。名称はPort Loop(ポートループ)で2021年1月からプレ運行の予定だったが、新型コロナの影響で遅れた、同4月から本格運行予定。 ・大阪市では、2019年4月から大阪メトロ今里筋線の延伸計画部分について、いまざとライナーという名称でBRTの社会受験を行っている。BRTといっても専用車線、優先信号システム、連結バスなどの導入は無く、大阪シティバスの1路線というのが実態。エンジョイエコカードなどの1日乗車券は使える。利用状況を検証して、社会実験後の地下鉄延伸やBRT継続などについて検討・決定する。 |
東京BRTについて | ・東京BRTは、都心部と臨海副都心を結ぶバス高速輸送システム。都心部は、虎ノ門ヒルズ~新橋。臨海副都心は、勝どき、晴海、豊洲、お台場エリア。 ・東京都都市整備局が、2014年8月に、都心から勝どきを経由して臨海副都心に至る地域の公共交通機関の整備拡充策としてBRTをとりあげた。2015年9月には運行事業者を京成バスに決定、事業計画を2016年4月に決定、2018年8月に改定した。2018年11月に名称を東京BRTに決定、2019年1月にロゴと車両のデザインを決定した。 ・2020年10月1日からのプレ運行(一次)では、虎ノ門ヒルズ~新橋~勝どき~晴海。9月24日からBRT専用定期券(PASMO、Suica のみ対応)も新橋定期券発売所で販売する。 ・プレ運行(二次)では、虎ノ門ヒルズ~新橋~勝どき~晴海~豊洲~お台場エリアを結ぶ3ルート。 ・2022年度以降、オリンピック大会後の選手村まちびらきに合わせた本格運行時には、虎ノ門ヒルズ~新橋~勝どき~晴海~豊洲~お台場エリアを結ぶ4ルート以上。 ・東京BRTの運行会社である東京BRT株式会社は、京成バスの100%子会社。 |
参考チケット | ・都バス(都営バス)の1日乗車券は、都バス一日乗車券。価格は大人500円・小児250円でBRT専用1日乗車券と同じ。 |
発売場所 | バス車内 |
公式サイト | TOKYO BRT |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
東京BRT 連結バス
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無料・割引優待 |
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