都区内パスは東京23区内のJR線が乗り放題となる1日乗車券
項目 | 都区内パスの説明 |
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発売価格 | 大人760円 小児380円 |
有効期間 | 1日 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 通年 |
内容 | 東京23区内のJR線が乗り放題 |
特徴 | ・都区内パスは、東京23区内のJR普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由になる1日乗車券。 ・例えば中央線の西荻窪駅と京葉線の葛西臨海公園駅の往復は1140円なので、往復だけで元が取れる。東京のJRの初乗り運賃は大人140円なので、短距離区間だと6回乗らなくては元が取れない。 ・利用日当日に限り有効(0時を過ぎた場合、最終電車まで有効)。 ・JRは列車の本数が多く、速度も早いので、使い出がある。ただし山手線内の移動が主であるならば、東京メトロ24時間券の方が路線と駅が多い分便利だろう。 ・参考までに東京メトロ・都営地下鉄の駅との接続のない駅は次の通り。大崎・新大久保・目白・大塚・田端・日暮里・鶯谷・品川(以上山手線)、赤羽・東十条・上中里・大井町・大森・鎌田(以上京浜東北線)、越中島・潮見・葛西臨海公園(以上京葉線)、信濃町・千駄ヶ谷・大久保・高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪(以上中央本線)、三河島・亀有・金町(以上常磐線)、西大井(横須賀線)、両国・亀戸・平井・新小岩・小岩(以上総武線)、尾久(高崎線)、板橋・十条・北赤羽・浮間舟渡(以上埼京線)。これらの駅を利用したい場合は、都区内パスの価値はより高いといえる。 ・割安なのでビジネス・観光だけでなく、23区内の街歩きに使ってもおもしろい。東京で生まれたとしても一度も降りたことのない駅は多いはず。 ・JRの特急を利用する場合は、別途特急券が必要。のぞみは使用不可。 ・前売り券あり。 ・2019/10/1の消費税増税時に、大人10円(750円→760円)、小児10円(370円→380円)値上げした。 |
Suica版について | ・2019/9/1から、都区内パスのSuica版を発売。価格・内容は従来からの磁気カード版と同じ。 ・SuicaはJR東日本のICカード。都区内パスを、無記名のSuicaカード、記名式のMy Suica、訪日外国人向けのWelcome Suicaに搭載できる。 ・新規にSuicaを購入する場合には預り金(デポジット)500円が必要なので、日常的にSuicaを使用しない場合は、わざわざこのパスを購入するメリットはなく、従来からある磁気カードの都区内パスを購入すればよい。 ・2022/3/12からモバイルSuica(スマホチケット)でも利用できるようになった。利用日当日に購入して使用する。前売りはない。モバイルSuicaで改札に入場済みの場合は購入できないので注意。またモバイルSuica定期券を利用している場合も購入できない。 ・ICカードのSuicaや、スマホのモバイルSuicaを使用する場合は、磁気券のようにモノが残らないので切符を旅の思い出として残す人には向かない。 |
鉄道開業150 年記念都区内パス | ・2022/10/14-12/24発売・有効。 ・発売価格:大人760円 小児380円。 ・機能・価格は通常版と同じで、券面デザインのみ異なる。 ・発売場所:フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席 券売機。 |
類似チケットとの比較 | ・都区内パスに東京メトロ一日乗車券と都営まるごときっぷの機能を加えたものが東京フリーきっぷ。 ・都区内パスのJR線の有効エリアを大幅に拡大して、東京モノレールとりんかい線を加えたものが休日おでかけパス。 |
発売場所 | JR東日本の駅や旅行会社など。モバイルSuica。 |
公式サイト | JR東日本 |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
都区内パス 利用エリア (出所:JR東日本)
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無料・割引優待 |
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