ときわ路パスは茨城県内の鉄道が乗り放題になる春と秋の1日乗車券
項目 | ときわ路パスの説明 |
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発売価格 | 大人2180円 子供550円 |
発売・利用期間(紙) | 春:2020/12/25-2021/4/11発売、2021/1/16-4/11の土休日利用 夏:2024/6/13-9/1発売、2024/7/13-9/1の土休日利用 秋:2024/9/5-12/22発売、2024/10/5-12/22の土休日および11/13(茨城県民の日)利用 冬:2025/1/8-3/30発売、2025/2/8-3/30の土休日利用 |
デジタルパス発売価格 | 大人2180円 ※子供の設定なし |
デジタルパス発売・利用期間(発売当日のみ有効) | 夏:2024/7/13-9/1の土休日発売・利用 秋:2024/10/5-12/22の土休日および11/13(茨城県民の日)発売・利用 冬:2025/2/8-3/30の土休日発売・利用 |
有効期間 | 利用期間内の1日(デジタルパスは発売当日のみ) |
内容 | 茨城県内フリーエリア内の鉄道が乗り放題 |
特徴 | ・茨城県の鉄道5社の下記路線がこのチケットのフリーエリア。一部栃木県内の区間も含まれる。つくばエクスプレスは含まれない。 ・JR東日本の常磐線(取手~大津港)、水郡線(水戸~下野宮・常陸太田)、水戸線(友部~小田林)、鹿島線(潮来~鹿島サッカースタジアム)の普通列車(快速を含む)の普通車自由席。特急・急行・指定席・グリーン車は、それぞれ特急券・急行券・座席指定券・グリーン券を別途購入する必要がある。 ・関東鉄道の常総線(取手~下館)、竜ヶ崎線(佐貫 - 竜ヶ崎)。取手駅でJR常磐線に、下館駅でJR水戸線と真岡鐵道に連絡している。 ・鹿島臨海鉄道(鹿島サッカースタジアム~水戸)。鹿島サッカースタジアム駅はサッカーの試合開催日のみの臨時駅だが、列車はJR鹿島線鹿島神宮駅まで運行しているので問題はない。水戸駅でJR常磐線に連絡。 ・ひたちなか海浜鉄道(勝田~阿字ヶ浦)。勝田駅でJR常磐線に連絡。 ・真岡鐵道(下館~茂木)。下館駅でJR水戸線と関東鉄道常総線に連絡。真岡駅~茂木駅の区間は栃木県内だが、このパスの有効エリア。蒸気機関車のSLもおかに乗車するには別途「SLもおか券」の購入が必要。 ・利用日1ヵ月前から当日まで発売。ただし茨城県内のJR駅でしか発売しないので、県外居住者は利用日当日に例えば取手駅で購入することになる。または茨城県内に宿泊する旅行で、1日はこのパスで県内を巡るという利用方法もある。エリアが全県なので、事前によく計画を立てておくことをお勧めする。ローカル線は列車の運行本数が少ない点にも注意。 ・期間限定で「大人の休日倶楽部」会員用も割引価格(1670円)で発売される。大人の休日倶楽部は、50歳以上の個人を対象とするJR東日本の会員組織。入会金無料、年会費有料。 |
デジタルパスの特徴 | 登録:「ひたちのくに紀行」サイトへの 会員登録およびモバイル Suica の会員登録が必要 購入:地域・観光型 MaaS「ひたちのくに紀行」WEB サイト(スマホ専用) 支払:クレジットカードまたはモバイル Suica 利用:モバイル Suica で自動改札機等を利用する。利用ごとにモバイル Suica の残高からいったん運賃を支払う(残高を維持する必要がある)。利用時に差し引かれたフリ ーエリア内相当分の運賃は、ご利用日の翌月末にチャージで返金(キャッシュバッ ク)される。つまりモバイル Suica の継続的な利用が前提となっている点に注意。 2023/12/2発売開始。最初は2023/12/2-24の土休日および2024/2/10-3/31の土休日発売・利用(発売当日のみ有効)。 |
年毎の変遷 | ・当初は、春と秋の行楽シーズンに発売される季節限定の1日乗車券だった。春切符が2月からなのは、水戸偕楽園が梅の名所であるため。2017年は茨城県の夏季観光キャンペーンに合わせる形で秋パス利用期間が2017/7/1-11/26の土休日に拡大されたが、2018年はもとに戻った。 ・2020年は、春の新型コロナによる観光落ち込みに対処するために、「県内流動の促進」という名目で夏休み期間も発売することとなった。7/22開始の政府のGo Toトラベルキャンペーンの期間にも対応している。特定駅でときわ路パスを呈示するとポストカードをプレゼントする「ローカル線に乗ってキャンペーン」も実施。 ・2021年は、初めて冬季バージョンのときわ路パスが発売された。しかし実際には2021年春季バージョンには冬も含まれてきた。新型コロナの影響が小さくなれば、春・夏・秋・冬の季節毎の発売となりそうである。2021年夏からは、季毎に「ローカル線に乗って、『ときわ路パス オリジナル鉄カード』をもらっちゃおう!!キャンペーン」を実施。鉄カードはトレーディングカードの一種。 ・2022年は、夏・秋・冬版の発売となった。梅の季節は冬季版に含まれている。 ・2023年の夏版は直通臨時特急の「夏の大洗ひたちなか号」を7/29-30と8/5-6に運行(要特急券)。秋版は、茨城デスティネーションキャンペーン記念としてオリジナルデザイン券面。 ・2023/12/2デジタルパス発売開始。 |
ときわ路について | ・常磐(ときわ、じょうばん)は、常陸国(ひたちのくに、現茨城県)と磐城国(いわきのくに、現福島県東部)の頭文字を組み合わせたものでこの地域の総称。JR常磐線はこのエリアの基幹路線。 ・常盤路といった場合、一般には上記の地域全体を指すが、ときわ路パスはJR東日本水戸支社主導の企画乗車券なので、茨城県内が対象地域になっている。 |
発売場所 | 紙:フリーエリア内のJR駅の指定席券売機、みどりの窓口 デジタル:「ひたちのくに紀行」WEB サイト |
公式サイト | JR東日本 |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
ときわ路パス利用路線図 (出所:JR東日本水戸支社ニュースリリース)
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無料・割引優待 |
・みどりの日(5/4) ・国際博物館の日(5/18) ・横浜開港記念日(6/2) ・千葉県民の日(6/15) ・敬老の日・老人の日・老人週間(9/15-21) ・都民の日(10/1) ・千葉市民の日(10/18) ・文化の日(11/3) ・埼玉県民の日(11/14) ・家族ふれあいの日 ・ぐるっとパス(施設) ・上野ウェルカムパスポート ・遊園地・テーマパーク ・動物園・水族館 ・名所旧跡・庭園・植物園 ・博物館・科学館・美術館 |
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