JR東日本のサンキュー❤ちばフリー乗車券は千葉県周遊のお得なきっぷ
・サンキュー・ちばフリー乗車券(期間限定)は、房総半島を含む千葉県全域のフリー切符。
・南房総フリー乗車券(期間限定)は、房総半島南部の広域フリー切符。
・両者が同時に発売されることはない
項目 サンキュー❤ちばフリー乗車券の解説
発売価格 東京都区内から大人4790円 小児2390円
発売期間 2024/9/1-10/30および2025/1/4-2/27(利用開始日の1ヵ月前から当日まで発売)
利用期間 2024/9/1-10/31および2025/1/4-2/28
有効期間 2日
内容 東京都区内から千葉県フリーエリアまでの往復+フリーエリア内のJR線と指定ローカル線が乗り放題+指定バス会社の指定路線+東京湾フェリーが乗り放題
特徴 ・往復+フリーエリアの形の2日用フリー切符。
・千葉県内(フリーエリアと呼ぶ)で、JRとローカル線と路線バスと東京湾フェリーが乗り放題。
・フリーエリア内の対象鉄道路線は、千葉県内のJR線、小湊鉄道線、いすみ鉄道線、銚子電鉄線、流鉄流山線、北総鉄道、京成電鉄、新京成電鉄、芝山鉄道。東武野田線は含まれない点に注意。
・フリーエリア内の対象バス路線は、小湊鉄道バス、九十九里鉄道バス、ジェイアールバス関東、館山日東バス、鴨川日東バス、千葉交通バス、京成タクシー成田の指定路線。
・東京湾フェリー(久里浜港~金谷港):ただし神奈川県内の交通料金は別料金であることに注意。東京湾フェリーは片道40分、旅客運賃は大人片道900円・往復1600円。
・特急券等は別料金。
・2日間で千葉全域を回るのはとうてい無理なので、事前にどこに宿泊するのかを含めて計画をしっかり立てた方がよい。
・毎年秋シーズンに発売されている、千葉県とJR東日本千葉支社の企画乗車券。
2024年度の特徴 ・京成電鉄、新京成電鉄、芝山鉄道が新たに加わった。
2023年度の特徴 ・秋以外に冬季(2024年)も発売。中間の紅葉シーズンと年末年始の発売はない。
・北総鉄道が新たに加わった。
・フリーエリア内JRの駅前観光案内所等にて無料でレンタサイクルが借りられる。
2022年の特徴 ・2017年からあった、周遊バス房総さとやまGOはなくなった。
・2020年までは乗車券提示で割引などの優待サービス(小幅)が受けられる施設があった。
2021年 ・発売なし。
2020年の特徴 ・小湊鉄道線・小湊鉄道バスが復活。
2019年の値上げと特徴 ・2019年は10月1日からの消費税引き上げに対応して、価格引き上げと、発売期間・利用期間の後ずれが生じた。
・東京湾フェリーが新規追加され、小湊鉄道線・小湊鉄道バスがはずれた。また、利用期間に合わせて販促イベントの謎解きラリー「時をかける列車」を開催。
サンキュー❤ちばフリー乗車券のお得度(消費税引き上げ前の2018年版についての解説) ・例えば東京都区内から安房鴨川(外房線・内房線終点)までは片道大人2270円(約3時間)なので、往復だと4540円。これだけでほぼ元がとれる。また東京都区内から銚子までも片道2270円。
・房総半島中央部を東西に横断する小湊鉄道・いすみ鉄道の1日乗車券は各1800円・1200円(休日1500円)。両鉄道を乗り継ぐ房総横断乗車券は1700円。
・千葉県北東端を走る銚子電鉄の1日乗車券(銚子電鉄弧廻手形)は700円。
・流鉄流山線は、馬橋駅(松戸市)と流山駅(流山市)を結ぶ5.7kmのローカル線。500円の流山線一日フリー乗車券があるが、沿線に目ぼしい観光名所はない。
サンキュー❤ちばフリーパスとの比較(消費税引き上げ前の2018年版についての解説) ・東京都区内からのフリー乗車券の他に、千葉県内発のサンキュー❤ちばフリーパスがある。料金は大人3900円・小児1950円。サンキュー❤ちばフリーパスに、都区内各駅からフリーエリア内までの往復(普通車自由席)を加えたものが、サンキュー❤ちばフリー乗車券になっている。
・価格差が大人で800円あるので、都民で千葉県寄りに住んでいる人は、千葉県まで出て、ちばフリーパスを買ったほうが安くなる(利用日当日も購入できる)。例えば都内の小岩駅から隣の千葉県市川駅までは大人片道140円なのでは往復280円。280円+3900円=4180円なので、多少面倒でも市川駅で一旦下車して、サンキュー❤ちばフリーパスを購入した方が明確にお得。
・サンキュー❤ちばフリーパスの場合は、2日間連続で日帰り利用に使用することも考えられる。
南房総の観光スポット(最寄駅) ・南房総は観光資源が豊富。沿線の主な観光・レジャースポットは、太田山公園・きみさらずタワー(木更津駅)、三井アウトレットパーク木更津(木更津駅から小湊鉄道バス)、マザー牧場(佐貫町駅から天羽日東バス)、鋸山ロープウェー・鋸山(浜金谷駅)、養老渓谷(小湊鉄道養老渓谷駅)、アロハガーデンたてやま(館山駅からJRバス関東)、野島埼灯台(館山駅からJRバス関東)、鴨川シーワールド(安房鴨川駅から送迎バス)、かつうら海中公園・海の博物館(勝浦駅から小湊鉄道バス)、月の砂漠(御宿駅)ほか多数あり、2日ではとても回りきれない。バス路線沿線には道の駅を冠した商業施設も多い。
・お勧めは、養老渓谷、鋸山(のこぎりやま)、アロハガーデンたてやま、鴨川シーワールド。
房総中部の観光スポット(最寄駅) ・市原ぞうの国(小湊鉄道高滝駅から送迎バス)、九十九里浜(九十九里鉄道バス利用)、東京ドイツ村(袖ヶ浦駅からバス)ほか。
房総北部の観光スポット(最寄駅) ・成田山新勝寺(成田駅)、成田国際空港(成田空港駅)、航空科学博物館(成田空港駅または成田駅からバス)、犬吠埼灯台(銚子電鉄犬吠駅)、香取神宮(佐原駅からバス)ほか。
発売場所 ・JR東日本の首都圏の主な駅の指定席券売機。ただし千葉県・茨城県(古河駅除く)内の各駅、 久里浜駅での販売はない。
・みどりの窓口及び、びゅうプラザ(旅行カウンター)で販売しない。
公式サイト JR東日本
(注)情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。
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サンキュー❤ちばフリー乗車券の料金・メリット・類似商品との比較・留意点・注意事項などの解説